中小企業診断士試験対策、いつから始める?二次試験対策について

中小企業診断士

中小企業診断士試験最大の山場、二次筆記試験

中小企業診断士試験では、一次試験の勉強を継続しつつ、二次試験をいつから開始するかによって、一次試験に当てられる時間配分に影響を受けます。私は初挑戦でしたので、一次試験で7科目全てを受験しました。

ここではこの経験を基に、最大の山場である二次筆記試験対策の開始時期をお伝えしたいと思います。

二次試験対策は、一次試験終了後からで十分!

結論からすると、一次試験の自己採点後(一次試験翌々日〜その週の週末)から始めれば十分間に合います。二次試験は一次試験と違って相対評価であったり、完全筆記試験であったりと、一次試験と全く別物の試験と言われます。

そのため、一次対策をしつつ二次対策もやろう、と巷で言われてます。

ただ、二次試験は『一次の知識+与件文』で解答していきます。つまり、一次試験の知識を習得することは、イコール二次試験対策になっているということです。

令和3年度の場合、一次から二次の間が76日と例年より短かったですが、私は以下のスケジュールで二次試験対策をしました。

1日1事例(80〜100分)+事例Ⅳ対策45分。です。

平均してこのくらいの時間が取れる場合、今年は二次試験まで83日あるので、80事例(延べ20年分の事例数!)以上こなせることになり、十分合格ラインに達します。

1日1事例の時間配分と採点について

事例Ⅰ〜Ⅲでは、初めから80分測った上で解いてください。時間内に書き切れなくても終了です。その後はふぞろいなどを使って採点します。

採点時、合格答案、A答案と自身の解答の比較、B、C答案との比較を行なってください。同じようなことを言いたいのだろうな、ということが伝わっても、その表現方法が違います。

特にB答案とA答案では、キーワードの密度が違います。具体的な例を挙げると『苔むした庭園』と『庭園』のように、A答案以上では『形容詞+名詞』となっていることが多いです。とはいえ、与件文に書いてある通りに表現している、ということもすぐに気が付きますので、需要ポイントですが事例数をこなすことで身につくスキルです。

そして、問ごとに感じたこと、こうすれば良かったこと、書けなかったキーワードなどをメモしておくと自分がいつもできないところが見えてきます。

そのメモは隙間時間で二次試験対策をするための良質な教材になるので、スマホのメモ機能を使うなどして、いつでも見られるようにしてください。

80分以内に事例が解けるようになったら、是非70分程度で解けるよう、時間制限を厳し目にしてください。

当日の緊張、思わぬアクシデントが起こるのが本番の試験です。余裕を持った日頃の対策で、万一アクシデントが発生しても慌てずに済みます。

まとめ

一次試験まで約1ヶ月半となり、ラストスパートをかける時期だと思います。

一次試験は相手の出来栄えに左右されない、合格点に達しさえすれば全員受かるルールです。確実に一次試験を突破し、短期集中で二次試験に臨んでください。

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